May 13, 2010

交通事故の慰謝料とは何か

交通事故ことに巻き込まれ、死亡したり障害を受けた時、本人、家族の精神的なダメージはかなり大きなものだろう。そこで交通事故で精神的なダメージを受けた時に慰謝料が支払われる。心の苦痛と損害を精神的損害として見て、それを金銭治療の保証である。慰謝料の支払いが認められるのは、傷害慰謝料、死亡慰謝料、後遺症慰謝料限られた物の破損などは適用されない。
かわいい車を廃車するなんて考えられない。廃車、事故なのか、老化したのか、そこまでは分からないが、とにかく、廃車、本当に悲惨な結果に自分の車を持って行きたいとは思わない。しかし、時々目に見える田舎の道で、古いの塊があるので何かと思えば、昔の車が出てきて驚かされることもしばしば。もっと大切に扱って欲しい。
 新潮社は25日、第144回芥川賞(日本文学振興会主催)を受賞した朝吹真理子(26)の「きことわ」と、西村賢太(43)の「苦役列車」が10万部を突破したと発表した。初版は両作とも5万部だったが、受賞直後から読者や書店から問い合わせが多くあり、26日の発売日を前に増刷を決めた。

【写真で見る】受賞会見で喜びを語る朝吹真理子

 朝吹は現役の慶応大大学院生。平成22年にデビューし、初のノミネートで新人作家の栄冠を射止めた。父は詩人で仏文学者の朝吹亮二、大叔母はサガンの翻訳で知られる朝吹登水子(とみこ)という“文学一家”の生まれ。

 一方の西村は、中学卒業後、フリーターなどで生計を立てながら執筆を続けてきたという経歴で、“対照的”な2人の受賞が話題となった。

 また、受賞会見で受賞を知った時の状況を聞かれ「自宅で。そろそろ風俗へ行こうかと。行かなくてよかったです」といった西村のユニークなコメントも読者の関心をひいた。


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 「苦役列車」(「新潮」12月号)で第144回芥川賞を受賞した西村賢太さん(43)。作品の完成度の高さだけでなく、中学卒業後にアルバイトや日雇い仕事を続けてきた異色の経歴も話題となっている。一体どんな人物なのだろうか。【山寺香】

 西村さんは東京都江戸川区出身。小学校時代に父親が事件を起こし、母親らと夜逃げのように生まれた街を離れた。「一私小説書きの弁」(講談社)収録の随筆の中で自身のことを「いつまで経(た)っても僅かな日銭稼ぎでその日暮らしをするより能がなく、惚(ほ)れた女もまるで得られず、この先きっと家庭なぞ持てぬであろう、中卒で前科者でアル中」と書いている。日雇い仕事で得た金を酒と風俗店通いに費やす19歳の少年の孤独を描いた受賞作も、体験に基づく私小説だ。

 ◇「破滅型」作家に傾倒

 23歳の時に古本屋で大正時代の作家、藤澤清造の本に出会う。「生き恥にまみれながら血みどろで底辺を這(は)いずる小説世界」に深く共感し、一気に藤澤に傾倒。03年に同人雑誌に参加し、小説を書き始めた。

 藤澤は1889年に石川県で生まれた「破滅型」とよばれる私小説家。小学校卒業後、18歳ごろ上京して「演芸画報」の編集に従事した後、1922年に雑誌記者が酒におぼれ貧困にあえぐ生活を描いた「根津権現裏」を発表したが、その後も生活は困窮。32年に東京・芝公園で凍死した。

 西村さんは芥川賞受賞発表の記者会見で「悪い言葉で言えば(藤澤は)僕よりも駄目な人。自分より駄目なやつがまだいるんだなと、救われた」と藤澤への思いを語り、自身の作品についても「おこがましい考えですが、読んでくれた方が自分よりも駄目なやつがいると思ってちょっとでも救われたら本当にうれしいです」と話している。

 02年には石川県にある藤澤の墓の隣に自身の生前墓を建て、現在は「藤澤清造全集」の編さんに心血を注ぐ。

 ◇人生と作品一体「全身小説家」

 新潮社の担当編集者は西村さんを「小説のことを一心に考え、人生と作品が混然一体としている『全身小説家』」と表現する。昨年は、編集者が忙しさから連絡を怠ったことで西村さんが「意固地」(西村さん)になって連絡を絶ち、雑誌への作品掲載を急きょ1カ月遅らせたこともあった。編集者は「そういうこともあったが、作品の力を信じているので待つことができた。会うと明るく朗らかな方です」と言う。

 小説で自身の体験や心情を赤裸々に書き続ける西村さん。「書くことで自分が救われることはないが、一種の病気みたいなもので、書かざるを得ない。人生や生活のすべてをあきらめているが、ただ一つ残ったものが書くことです」と話す。

 記者会見で西村さんが「友達はいない」などと語ったことについて、ネット上には「自分もだ」などと共感の書き込みが続いた。「私の場合は暴言や暴行で自ら関係性を壊してしまうので自業自得ですが、共感してもらえれば本望です」と語った。

 文芸評論家の坪内祐三さんは「作者が主人公を相対化し、客観的にダメさやくだらなさが書けているところが優れている。受賞作の舞台はバブル期。あのころの東京を、中卒の肉体労働者の視点から描いた小説はなく、歴史的記録としても貴重。私小説の方法を取りながら、もっと大きなものを描いている」と評価する。

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